
「Webデザイナー」って検索したら、サジェストに「やめとけ」って出てきたんだけど…
憧れる人が多い一方で、
「やめとけ」と否定的な言葉も囁かれるWebデザイナー。



やめとけというからには、理由があるんだホー
この記事で分かること
- Webデザイナーをやめておくべき理由
- Webデザイナーは目指してはいけないの?
- それでもWebデザイナーになりたいんだけど、どうしたらいいの?
実際に社内Webデザイナーを担当したつぶラボ編集長のみりんが、こんな疑問にお答えします。
【結論】Webデザイナーはやめておくべき?


先に結論を書いておくと、やめておかなくていいです!
なぜならば、Webデザイナーは仕事内容や形態の幅が広く、自分に合った働き方を選ぶことができるからです。
具体的には、Webデザイナーは必ずしも「本業・本職として」目指す必要がありません。



独学で副業を始めても、「Webデザイナー」を名乗れるんだホー


そして実績さえ作れれば、転職の可能性を高めることだってできます。
独学で学ぶ場合は、テキストやYoutube、Udemyなどで学ぶのがおすすめです。



独学で挫折しちゃったことがあるんだけど、どうしよう?
そんな場合は、
- Webデザイナーを目指すことを諦める
- スクールに通ってプロにみっちり教えてもらう
- 完全未経験OKの会社に思い切って凸する
この3つが大きな選択肢となります。



目指す前から諦めるのはもやもやする…



完全未経験OKの求人はあっても、最初はデザインに無関係な雑用ばかりだったり待遇が悪かったり、あまり期待できないんだホー



でもスクールって高いし失敗したくないよ〜!



スクール選びにはコツがあるホ!
失敗しないスクール選びのコツは
「雰囲気を知ること」にあり!
(1)無料で体験レッスンを受けてから決めたい人
SHElikesがおすすめ!
- Webデザイナー以外にも、マーケティングやライティングなどのWebスキルも受け放題
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※無料体験はお席に限りがあるため、お早めのチェックをお願いいたします。
※SHElikesは女性限定のスクールです。
(2)個別相談でじっくり質疑応答したい人
- みっちり6ヶ月間のカリキュラム
- Webデザイナー専攻コース
- Adobe→コーディングの順で習うので、未経験でも取り組みやすい
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次は挫折したくないから、私はSHElikesにしようかな!



とりあえず無料体験に参加してから決めるといいホ!



カウンセリングもあるみたいだから、予約してみた!
でも、「Webデザイナーやめとけ」の理由は知っておきたいな…
「Webデザイナーはやめとけ」の全貌を図解
Webデザイナーがやめとけと言われる理由と、それに対する現実をまとめて図にすると以下のようになります。


以下で詳しく解説していきます。
Webデザイナーを取り巻く現実を知ったうえで、目指すかやめておくか、一緒に考えていきましょう!
Webデザイナーやめとけと言われる4つの理由



「やめとけ」の理由を4つにまとめたホー
Webデザイナーやめとけと言われる理由
- 残業が多い・高稼働なイメージがある
- 未経験スタートだとお給料が低い
- 今後「なくなる仕事」と言われている
- トレンドを勉強し続ける必要がある
詳しくみていきましょう。
残業が多い、高稼働なイメージがあるから
Webデザイナーに限らず、何かを制作する仕事は残業の多いイメージがありませんか?
こんなドラマのシーンを想像してみてください。
舞台は何かの制作会社。
納期に追われたり気合いが入ったりした主人公は朝までデスクに張り付き、翌朝オフィスに差し込む日差しとともに目覚める……
容易にシーンが浮かびませんか?





ドラマ『重版出来!』の黒木華さんがこんな感じだった気が…



お客様に納品する期限がある限り、残業はないとは言い切れないホー
こちらがどれだけ余裕を持って作っていても、
- お客様都合でレビューが遅くなったり
- 突然依頼内容が変わったり
どうにもできない外部要因が絡んでくることがあるからです。
未経験スタートだとお給料が低いから



ITやWeb系ってお給料が高いイメージがある!



そうとも言い切れないんだホー
求人広告最大手のリクナビNEXTで「Webデザイナー 未経験」で検索してみました。


休日数は多いですし、21歳…新卒なら21万円でもまあおかしくはないかもしれません。ただ、未経験という意味では土台は同じです。


こちらの会社さまもほぼ同様の条件です。
最初はただでさえ慣れないことばかり、覚えなければいけない専門ツールや用語、プロジェクトの進行方向などがてんこもりなのに、お給料が低いなんて……。
せっかく企業に採用してもらえたとしても、この状況に耐えられず諦めてしまう、という人もいるでしょう。
今後「なくなる仕事」と言われているから



Webデザイナーは今後なくなる仕事だ!といわれることもあるんだホー



せっかく努力してWebデザイナーになっても、仕事がなくなっちゃうの!?
せっかく勉強してWebデザイナーになっても、5年後は仕事がなくなってしまいました……なんて状況になってしまっては困りますよね。
身近なところでいうと、今はこんな素敵なラベルのテンプレートも無料で配布されています。


Webデザインで言えば、このままWebサイトの上部に設置できそうな画像も、テンプレートとして配布されています。※こちらは有料


- 素敵なデザイン
- おしゃれなデザイン
- 目を引くデザイン
作れたらかっこいいし、気持ちいいですよね。



無料のテンプレートで十分だったら、
お客様はこっちを使うと思うのだホー
テンプレートの発展は便利な反面、Webデザイナーの仕事を減らしているのかもしれません。
なお、上記2つのテンプレートは「Canva」で公開されています。ホームページ用の画像は有料ですが、こちらのCanva Pro公式ページから登録すると30日間無料で使うことができます。
トレンドを勉強し続ける必要があるから


最初にWebサイトが世に公開されて約30年。
2010年までのトレンドの歴史を簡単に振り返っているサイトがありました。


参考リンク:ウェブデザイン20年の歴史を振り返る|hubspot
デザインの流行もコーディング技術も、日々新しいTipsが発信され続けています。これらを取り入れながら作らないと、時代遅れなWebサイトになってしまうかもしれません。



Webデザイナーであるためには、最新トレンドにアンテナを貼り続けなきゃいけないんだね!
Webデザイナーやめとけって言うけど、実際はどう?


よく聞く「Webデザイナーやめとけ」の理由をご紹介してきました。どれも頷ける内容だったかと思います。
しかし、本当にそうでしょうか?
コロナ禍に一気にリモートワークが普及したように、仕事を取り巻く環境は刻一刻と変わっていきます。
Webデザイナーを取り巻く環境だって一緒です。
今からWebデザイナーを目指す方にとって、上記4つの理由はどう捉えるべきか?データを引用しながら解説していきます。
残業は平均1日1時間程度


経済産業省が2020年に発表した「デザイン政策ハンドブック2020」には、日本全国のデザイン事務所数やデザインの歴史など、デザインに関わることがまとめられています。
引用データとして記載されている厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(‘18)の労働時間についての項目によれば、2018年のデザイナーの稼働時間は以下となっていました。
2018 年のデザイナーの月間の総労働時間数は 179 時間(所定内実労働時間 172 時間+超過実労働時間数 7 時間)となっています。
⚫ 総労働時間数は近年上下を繰り返しながらも、おおよそ 180 時間前後で推移しています。
引用元:デザイン政策ハンドブック2020 70ページ|経済産業省



1ヶ月を20営業日としたら、1日9時間働いていることになるね



平均で1日1時間程度の残業ということになるホ
残業がないとは言えないですし、納期前はパニックになるかもしれません。
ただ、2019年からは対象者には年間5日以上の有給取得が義務付けられましたし、「やめとけ!」と言われるほどの長時間労働からは落ち着きつつあるのかな、という印象です。


未経験でお給料が低いのはWebデザイナーだけじゃない



転職するときに、企業はどうやって
「お給料」を決めていると思うホー?



お金に見合った仕事ができるか?



ホホー!そのとおり!
つまり、これまでの「実績」なんだホー


未経験で始める仕事はなんでも、どんぴしゃな実績がありません。
そのため、企業側も最初から高いお金を出すことができないのです。
必死で勉強してWebデザイナーとして採用されても、お給料は下がった状態からのスタートだからやめとけ。
と言う理由は、当たっているものの、「当たり前」のことでしかないのです。
本当に必要なWebデザインはAIにはできない


Canva Proのテンプレートのように「見た目」をバッチリ決めるようなデザインは、自動でできるようになってきました。
しかし、Webデザイナーが創り出すのは見た目の良さだけではありません。
- ユーザーにとって使いやすいか?
- 見やすいか?わかりやすいか?
- 伝えたいことが伝わるか?
ユーザーにとっての使いやすさ、すなわちUIやUXを意識して、意味のあるデザインを創りだすことが必要です。
Webサイトを使うのは人間です。
ユーザー目線に立ったデザインをするには、人間が使い手の立場になって考えていく必要があります。
なんなら自動で作られたデザインの諸案を人間目線で書き換えていく。なんて共存の姿もこれから見られるかもしれませんね。
勉強し続けるのはどの職でも一緒


トレンドがあるのは、Web制作に限ったことではありません。
営業職にしても「カスタマーサクセス」なんて言葉が日本で広まってきたのは、ついここ3年ほどのことではないでしょうか?
また、Excelファイルを送るよりBoxなどクラウド上で共有したり、メールよりもSlackなどチャットでコミュニケーションを取ったりする企業も増えてきました。



どんな仕事でも、新しい文化は常に入ってくるものだね



Webデザイナーに限ったことではないんだホ
どうせ学び続ける必要があるなら、興味のあるものがいい。
Webデザインを楽しめるのであれば、学びも楽しめるのではないでしょうか。
「Webデザイナーやめとけ」状態になるかは自分次第
Webデザイナーに限らず、仕事や職場・人間関係に合う合わないがあるのは仕方のないことです。それがたまたまWebデザイナーという職種がコロナ禍で人気が出て光を浴びたばかりに、改めて「いや、いいとこばっかじゃないよ」という声も明るみになったのでしょう。
万人がこなせる仕事がないように、Webデザイナーもまた適正があります。しかしそれはやってみないと分からないため、一概に「やめとけ!」というのは違うのではないかと思います。



まずは独学を始めるか、スクールの雰囲気を見てみるかだホー



わたしは独学は無理だから、SHElikesでがんばりたい!




【おまけ】当記事で使った画像素材はこちら


当記事ではアイキャッチ画像の作成にCanva Proを使用しています。
メインで使用した素材のブランドコードはこちらです。
brand:BAD63x8KTpk
30日間は無料でお試しできますし、アプリもあるので外出先でも画像作成が可能です。
- 何かをデザインしてみたい!
- かわいい画像を作って遊びたい!
という方に本当におすすめです!
とても可愛いので、ぜひ遊んでみてください♪
Canvaの画像素材や、ブランドコードを使っての素材の検索の方法はこちらの記事でご紹介しています。




使い方や「この素材、どうやって検索したら出るの?」などのご質問があれば、Twitter(https://twitter.com/tsubulabo__)でお気軽にご連絡ください!



Webデザインでも、画像作成でも、デザインを一緒に楽しみましょう!