簡単にホームページ制作ができると、全世界で人気のあるWIX(https://ja.wix.com/)。

便利そうだし登録したいんだけど。



なんか、料金プランがたくさんあって…
「年会費、結局いくらかかるの?」がよく分からない!という方が多いのが、Wixのちょっとした難点。
そこで当記事では、2021年10月時点での全プランの月額・年額の一覧を作成しました。この記事を読めば、自分に合ったプランの年会費がパッと分かります。
- WIXの有料プランは何のお金がかかる?
- WIXのプラン別の年会費は結局いくら?
- 初期費用が一番安く済むプランを教えて!
記事の前半では簡単なWIXのプランの説明を、
後半では各プランの年会費を、年額・月額が分かるようにご紹介します。




WIXとは?
WIXはコーディングをせずにホームページを作ることができるサービスです。


コーディングとは、いわゆる「html」「css」などのマークアップ言語や、「JavaScript」などのプログラミング言語でデザインを作成すること。
本来Webサイトを作るためにはこれらの専門知識が必要ですが、WIXでは不要なのです。


おしゃれなテンプレートも豊富で、操作も直感的。パワーポイントのように文字や図形を好きなところに動かして、簡単にデザインを楽しむことができます。
実際につぶラボ編集部で、WIXの完全無料プランでデモサイトを作ってみました。デモサイトの詳細や、使ってみた感想はこちらの記事でご紹介しています。


WIXの年会費はプランごとに異なる
私のデモサイトのように、WIXは完全無料で使えるプランもあります。
しかし機能がかなり制限されるため、ビジネスとして利用したい方は有料のプランがおすすめです。
ただ、有料プラン(プレミアムプランと呼びます)だけでもなんと7種類もあるのがWIX。
プランを選ぶと、年会費は結局いくら?
正直、ちょっと分かりづらいのです。
各プランの紹介はこちらの記事(作成中)でご説明しています。今回は後者の、「各プランでかかる年会費」を解説していきます。
WIX年会費の内訳
まずはWIXの年会費の内訳をご紹介していきます。
WIXの利用料金(基本の年会費)
WIXは登録時の使用目的によって、大きな2つのカテゴリからプランを選びます。
ビジネス&Eコマースプラン
の2つです。
オンラインショップ、チケット予約サービスなど:ビジネス&Eコマースプラン
使用目的が異なるため、使える機能も異なります。
そしてそれぞれのプランに料金に応じて複数のグレードが用意されています。
各プランの年会費に含まれるサービスは公式サイトに載っている料金表の記載とおりです。年会費が高くなればなるほど、できることも増えます。
それぞれの有料プランで全グレードに共通しているサービスを並べてみると、こんな感じでした。
- 独自ドメインの利用
- 独自ドメイン初年度無料
- WIX広告の非表示
- 24時間カスタマーケア対応
ホームページプランはシンプルなプランのため、年会費のグレードを問わず共通しているサービスは上記のものくらいです。
一方、ビジネス&Eコマースプランの場合は、
- 安全なオンライン決済
- プラン&定期払い対応
- 独自ドメインの利用
- 顧客アカウントの作成
- WIX広告の非表示
- 帯域幅無制限
- 24時間カスタマーケア対応
- 登録可能商品数の制限なし
- カゴ落ちメール送信
オンラインショップやサービス予約用のサイトに対応しているビジネス&Eコマースプランは、年会費のグレードに関わらず、共通してできることがたくさんあります。
その他、以下に記載されているサービスのほとんど全てが有料のビジネス&Eコマースプランの年会費に含まれています。
- オンライン予約プラットフォーム
- チケット&イベント管理
- レストラン向け機能
- 宿・ホテル向け予約システム
- フィットネスビジネスのための完全ソリューション
- アート&創作物を販売



できることが多く売上にもつながるから、ビジネス&Eコマースプランの方が年会費も高くなっています
これらの基本的なサービスに加えて、年会費のグレードを上げることによってさらにさまざまなことができるようになります。ただしどれだけ年会費を上げても、年会費に含まれない料金が必要になることがあります。たとえばどんな料金が必要か、次にご紹介していきます。
ドメイン代


ドメインとは、かなりざっくり言うと「URL」のこと。ドメインを買うことで、自分のサイトのアドレスを好きなものにすることができます。
ご紹介した私のデモサイトのURLは、https://mirintokyo.wixsite.com/demo001です。
mirintokyoはメールアドレスを元に自動的に作成され、変更ができません。かつ、後ろの「wixsite.com」も変更できません。



メールアドレスの一部が知られちゃうのは嫌だなぁ
そんなかたは、ぜひ独自ドメインを購入しましょう。WIXの有料プランでは「1年目のドメイン代」が無料になります。
逆に言うと、2年目以降は更新料金が別途かかるようになるのです。
ドメインの拡張子の種類(.comや.jpなど)によって料金は変わるかもしれませんが、試しに今回「.com」のドメインを購入しようとしたところ、1年間で1,800円でした。
ただし、実際に課金されるのは2年目からとなります。
Whoisのプライベート登録代
ドメインを購入すると、購入者情報やドメインの情報が「Whois(フーイズ)」というインターネットサービスに登録されます。これはWIXに限ったことではなく、独自ドメインを購入したらどこでも登録されます。


JPドメインの管理をしているJPRSの説明によれば、Whoisは元々トラブル防止や障害復旧などのために利用されていたようです。
しかし、登録情報には個人情報が含まれています。その上「パブリック登録」の場合は、情報が開示されているのです。
- 個人情報の流出
- ドメインのなりすまし
- スパム
- 悪質な営業が届く
などの恐れがあるのです。
どれも、防げることなら防いでおいた方がいいですよね。
そこで「プライベート登録」を選択することで、これらの情報を見られなくすることができます。そしてプライベート登録には別途お金がかかるという仕組みです。
WIXの場合は、プライベート登録が年額1,200円で追加できます。基本的にはプライベート登録がおすすめのため、年会費にプラスでかかると思って良いでしょう。
参考サイト:Whoisとは|JPRS
WIX年会費の注意点


そのほか、料金表を確認する際に注意しておきたい点をまとめてご紹介していきます。
割引の適用は初回のみ


WIXにはいくつか割引制度がありますが、初回のお申し込み時にのみ適用されます。
- 年会費を2年分一括で支払うと割引になる
- 年会費を1年分一括で支払うと割引になる
- どの有料プランでも独自ドメイン1年無料
2年目以降はドメイン代もかかりますし、更新時の年会費は初年度よりも高くなります。
ただし、WIXは登録者向けにもクーポンやキャンペーンが充実しています。更新時、もしかしたら50%オフ!などのキャンペーンのお知らせが届くかもしれません。
公式サイトの記載料金は「年払い」


たとえば「¥900×12ヶ月」と記載があると、900円を毎月支払うのかな?と見えるのですが…
実際には、¥900×12=¥10,800+税を一括でお支払いすることになります。
「月払い」の場合は割高になる
もちろん「月払い」を選択することも可能です。
ただし…


たとえばホームページプランのベーシックプランの場合、
2年分一括払い:1ヶ月800円
1年分一括払い:1ヶ月900円
月払い :1ヶ月1,300円
月払いは割高になってしまいます。
14日間は返金可能だけど、Whois代は返ってこない


どのプレミアムプランを申し込んでも、申し込みから14日間は返金が可能です。
いったんお試しで登録してみて、ちょっと難しいかな?と思ったら解約してみるのも手です。
ただし、Whoisのプライベート登録代は返金対象外のようです。14日以内に解約しても、1,200円はかかってしまうと思っておくと良いでしょう。
実際に今回訳あってプレミアムプランを1日で解約したのですが、Whois代は返金されませんでした。
【早見表】WIX 有料プランの年会費一覧


プラン別に、実際に年会費がいくらかかるのか?を一覧にしてみました。契約期間で割引が異なりますので、分けて記載しています。
なお有料プランは7つありますが、うち1つは「独自ドメイン接続料金」のプランです。
なお、以下の金額を含んでいます。
- Whoisプライベート登録代 ¥1,200/年
また月払いの金額は、料金表表示の金額より割高となっています。そのためWIX公式サイト記載の金額より高くなりますので、ご注意ください!
ホームページプラン年会費(初年度)
Whois代1,200円を含めた金額で計算しています。( )内月額表示には、Whois代は含まれていませんが、+100円です(1,200÷12)。
なお、初年度のドメイン代は無料のため含んでいません。
VIP | アドバンス | ベーシック | |
2年一括払いの年額 | 28,200円 (月額2,250円) | 14,400円 (月額1,100円) | 10,800円 (月額800円) |
1年一括払いの年額 | 33,108円 (月額2,659円) | 19,200円 (月額1,500円) | 12,000円 (月額900円) |
月払いの年額 | 40,800円 (月額3,300円) | 24,144円 (月額1,912円) | 16,800円 (月額1,300円) |
ビジネスプラン年会費(初年度)
続いてビジネス&Eコマースプランの場合です。こちらもWhois代1,200円を含めて計算しています。( )内月額表示にはWhois代は含んでおりませんが、+100円になります(1,200÷12)。
同様に、初年度のドメイン代は無料のため含みません。
ビジネスVIP | ビジネスプラス | ビジネス | |
2年一括払いの年額 | 39,600円 (月額3,300円) | 30,000円 (月額2,400円) | 20,400円 (月額1,600円) |
1年一括払いの年額 | 46,800円 (月額3,800円) | 33,600円 (月額2,700円) | 22,800円 (月額1,800円) |
月払いの年額 | 54,000円 (月額4,400円) | 39,600円 (月額3,200円) | 27,600円 (月額2,200円) |
2年目以降に別途かかる料金
- ドメイン代(1年で1,800円)
- Whoisのプライベート登録代(1年で1,200円)リスト
2年目の更新時には、年会費に加えて3,000円上乗せされることになりそうです。
その他、有料アプリを使用する場合は別途料金がかかります。
反対にWixは登録者向けのクーポンも豊富なため、2年目の更新時にも適用できるキャンペーンがあるかもしれません。


独自ドメインを最安値で済ませる方法
WIXでまとめて申し込む場合、ドメインは1年目は0円、2年目以降は1,800円です(ドメインや時期によって異なるかもしれません)。
ただし、ドメインは別途購入し、WIXで使用することも可能です。その場合は、以下のステップで申し込む形になります。
- Xserverドメインなどでドメインを購入
- WIXに登録
- WIXプレミアムプランの「ドメイン接続」プランに申し込み(月500円)
- WIX内でドメイン接続の手続き
別途購入するなら、国内最安値サイトと言われる大手のXserverドメインがおすすめです。


1年目1円、2年目も1,180円で使えるドメインや、年間380円で使用できるドメインもあります。


ドメイン料金を安く済ませたい方は必見です。参考にチェックしてみてください。
初期費用が1番安いプランはどれ?


うまく使えるか分からないし、初期費用を安く済ませたいという場合、最初に支払う金額が最安のプランは結局どれなの?と気になる方もいらっしゃると思います。
一番最初に支払う金額が最安という意味では、それぞれ一番簡素なプランの月額払いプランが最安です。
ビジネスプラン月払い+Whois登録代 :3400円
ただ、月払いはかなり割高になってしまいます。
そこでおすすめは、「1年一括払い+Whoisプライベート登録」で、使いづらければ14日間のうちに解約することです。
1年一括と2年一括の差は、月払いほどは開いていないため、悩むようなら1年契約にするのが良いと思います。
ただ、Whoisのプライベート登録代1,200円は返金対象外のようですので、ご注意ください。
初期費用を最安におさえたい場合は、それぞれのプランの「1年払い+Whoisプライベート登録」で、使いづらければ14日間の無料期間中に解約するのがおすすめです。
ただし、Whoisのプライベート登録代は返金されないので、要注意。
WIXの年会費は安いのか?
月払いの最安金額は、ホームページプランのベーシックプラン月額1,300円になります。ここに初月のみWhoisの登録代が加わることになりますが、これって安いの?高いの?と気になるかもしれません。
WordPressと比較


当サイト「つぶりデザイン研究所」は「Wordpress」を使って作成しています。
WordPressはカスタマイズが自由自在で、利用にお金はかかりません。しかし自分でコードを書いたり、専門知識が一部必要だったりと、なかなか慣れない点も多いのです。
また、一般的に「サーバー」と「ドメイン」を自分で別途契約して使います。


レンタルサーバーの最大手はエックスサーバーでしょう。ドメインも一緒に購入できますが、サーバーをレンタルしている間は、ドメイン利用料が永久に無料になったりします。


専門知識がある人や、結局ホームページの作成はココナラなどで外注したいと考えている人は、Wordpressの利用を検討して良いと思います。
WIXの強みは「更新のしやすさ」


WIXにはテンプレートや無料の写真やアイコン、動画などの素材がとにかく豊富に用意されています。
またWIXはサーバー代が請求されません。
そのため、WIXの年会費には、
各種素材の利用料
テンプレートデザイン代
などの料金が含まれていると思っていいでしょう。
また、WIXでのホームページ作成もココナラで外注することができます。
WordPressで本格的なホームページを作ってもらおうとすると、10万円〜30万円くらいはかかるでしょう。ただし、どんなクオリティの高いものでも、お金を払えば可能になるのがWordpressです。
一方でWIXは、ココナラで外注しても、5万円前後で依頼できます。さらに、自分でも更新しやすい。
見た目はプロに作ってもらって、更新は自分でWIX上で行う。
これが最も楽に、かつ費用を抑えてハイクオリティなホームページを作成する方法かな?と思います。
自分に合ったプランの年会費をチェックしよう
WIXの年会費は、公式サイトの記載料金以外にもかかるものがあります。また契約期間によっても割引率が大きく異なることに注意しましょう。
もしもうまく使えるか不安な場合は、まずは無料プランで登録して操作してみることをおすすめします。その後、いつでもプレミアムプランにアップグレードができます。
最初は慣れないかもしれませんが、テンプレートや素材の多さに感動すると思います。ぜひ、WIXでのホームページ制作を楽しんでみてください。
WIXの公式サイトはこちら
はじめてホームページを作る方へ
WIXはノーコードでホームページを作ることができますが、
- デザインのポイントは?
- クリックしてもらえるホームページって?
- アクセス数ってどうやって増やすの?
- SNSではどうアピールしたらいい?
- どんな文章を書けば、検索結果で上位に出るの?
- 画像や写真はどんなものを使えばいいの?
- ホームページ作成を副業にしたい場合、どうやって受注すればいいの?
など、実は考えなければいけないことがてんこ盛りなのです。
ホームページは作っておわりではなく、お客さまに見てもらえなければ意味がありません。
良いホームページを作ろう!と思っても、
- Webデザイン
- Webマーケティング
- ブランディング
- ライティング
- 写真・画像作成



学ぶことがたくさんあるんだね……!
これらのスキルは独学でも学べますし、スクールに通って教えてもらうこともできます。



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